Tears歌词
「Tears」
作曲∶Yuuki Odagiri
最寄りのバス停の時刻表
誰かの落書きに笑った
いつもはあんま使わないから
気付かなかった 気付かなかった
見慣れない大きなカバンだとか
少し大人びたキミを見るまで
この感覚が何なのかが
わからなかった わからなかった
けど...
溢れ出した涙が答えだよ
キミが滲んでしまうくらいの
小さくなるバスの最後尾で
手を振るキミに呟いたんだ
隠してた言葉を
キミを見送った後のオレンジは
歩道に寂しい影をのばす
こうしてる間も時はそっと
流れてゆくね 変わってゆくね
キャップを目深にかぶっただけじゃ
隠せないほどの この気持ちに
なんで今更気付いたのか
まだわからない まだわからない
でも...
胸に大きな穴が空いたんだ
あの時、キミと同じ形の
夢へ向かうバスの窓の外を過ぎる景色に
今頃キミは何を想うのだろう
キミにあげるために 皆で書いた寄せ書き
僕は一言『ガンバレ』とただそれだけ
違うよ。本当に伝えたかったのは
そんな言葉じゃなかった
ずっと好きだったんだ...
溢れ出した涙が答えだよ
空が滲んでしまうくらいの
速度上げ遠くへ離れてゆく
愛しい人に呟いたんだ
遅すぎた言葉を
【 おわり 】