火鳥封月歌词

夢は夢のままで

傷をつけたままで

死が分かつ僕ら もう二度と
会えないこと 知っていたから

永遠に終わらない 痛みを
抱えたまま 生きては
何度も重ねていた 約束
叶わないまま 灼けてゆくのに
月まで届く煙が この眼に焼き付いたまま
何もかも壊すのが いつも怖くて

冷たい香りに 奪われた因果
灼かれた涙が 火花が散らして照らす月
もがれた翼 羽ばだけない罪(ゆめ)
自由な不自由 全てを燃やし尽くせたなら


遠い夢の中で

風に揺れたままで

死の影に僕ら まだ怯えていたのにね
月を見上げて

どこまで走り続けてゆけば
この幻(ゆめ)は終わるかな
何度も夢の見ていた 約束
結べないまま 焼けてゆくのに
月まで届く煙が この眼に焼き付いたまま
何もかも消えるのが とても辛くて

哀しい記憶に 舞い上がる輪廻
灼かれて身体で 確かめた終わらない命
汚した翼 描けない未来
諦めたくない 無様にもがき続けてでも