桜道歌词
やわらぐ陽射しに 瞳を細めながら
並んで歩いた 坂道を上ってく
右側に手を伸ばしてみても
君はいないんだ わかってる
今頃もう 遠い街で
荷解きを終えたところかな
桜舞い上がり青空に溶けて
胸の奥の想いも溢れさせて
止めたかったよ 泣きたかったよ
でも君が大好きだから
ふたり追いかけたあの夢の続き
君が精一杯描けるように
笑顔でいるよ 信じているよ
手を振った 君の住む街まで…
水面にゆらめく うす紅色の記憶
冷たい夜には 髪をなでてくれたね
君が内緒で教えてくれた
あのカフェがビルに変わったよ
メールしようかな でもやっぱり
今度会えた時に言おうかな…
桜舞い上がり春風に揺れて
見馴れた街を刹那に染めてゆく
頑張ってるかな? 笑ってるかな?
今すぐに会いたくなる
いつも支えてくれた君のことを
これからわたしが支えられる様に
見守ってるから ここにいるから
一粒の 涙こぼれ落ちた
桜舞い上がり青空に溶けて
胸の奥の不安も溶かしてゆく
君を好きだよ ねぇ大好きだよ
今すぐに伝えたいけど
次の春がまた巡り来る頃に
胸をはって君に会えます様に
ふたり通った この桜道
抱きしめて 真っ直ぐ歩いてく
君がくれた笑顔を。
【 おわり 】