赤い薔薇、銀色の月歌词
荒野に咲き誇る赤い薔薇
従うものもなくひとり
気高く麗しいその姿
恵みの雨さえも遠ざけてた
触れるものその全てを傷つけ
愛までも穿つ鋭い棘
涙さえ胸の奥閉じ込めて
心凍てつかせて
荒野に咲き誇ってる
深紅に染まった一輪の
気高く麗しくそして
寂しげな薔薇のその花弁は
せつない雫の香りがした
空に輝いた白銀の月
寄り添うものもなくひとり
静かに冷たく地を照らし
温もり優しさ知らずにいた
真実を射抜くようなその瞳
偽りを暴き出す光
だけどそう本当を知る事が
幸せではなくて
夜空に輝いている
眩しく煌めく白銀の
冷たく美しくそして
悲しげな月のひとしずくは
儚い涙の味がした
遠い記憶の子守唄
知らない国の御伽話
眠れる森のお姫様
キスで目覚める物語
荒野に咲き誇ってる
深紅に染まった一輪の
孤独な薔薇の見る夢
甘く切なく儚くて悲しくて
だけども優しく
夜空に輝いている
眩しく煌めく白銀の
温もり知らない月の
吐息は熱く暖かく優しくて
心を溶かしてゆく
凍てつく心を
涙を