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駿太歌词

歌手:茶太 专辑:駿太/雪の轍

作词 : nk
作曲 : ぺーじゅん
駿太
歌:茶太

目線(めせん)の高(たか)さまで 太陽(たいよう)が移動(いどう)して
朝(あさ)と夕方(ゆうがた)の空気(くうき)を オレンジ色(いろ)にする
土手(どて)の上(うえ)の まっすぐなサイクリングロードへ
庭先(にわさき)から飛(と)び出(で)ずんだ 「早(はや)く!早(はや)く!」と呼(よ)んでる

庭(にわ)に出(で)れば突(つ)き刺(さ)さる 期待(きたい)の眼差(まなざ)し
吠(ほ)え急かして待ち焦(こ)がれる 四(よ)つ足(あし)の小(ちい)さなヤツ
リードを手(て)にした途端(とたん)に狂喜乱舞(きょうきらんぶ)して跳(は)ね回(まわ)る
わかったからおとなしくして 支度(したく)もできやしないだろう
追(お)いつけない 小(ちい)さな影(かげ)
少(すこ)し もう少(すこ)しで しっぽの先(さき)に手(て)が届(とど)きそうだ
地平線(ちへいせん)そばから照(て)らされて
靴(くつ)も 指先(ゆびさき)も オレンジ色(いろ)に溶(と)けそうだ

昔(むかし)からそうさ おまえがウチにやってきた頃(ころ)から
お互(たが)い今(いま)よりも ずっとずっと小(ちい)さかったけど
全速力(ぜんそくりょく)のおまえとの距離(きょり)は 変(か)わらないままだ
笑(わら)ってるみたいな顔(かお)して 嬉(うれ)しそうに逃(に)げてく
いつか見(み)てろ その小(ちい)さな影(かげ)を抜(ぬ)き去(さ)ってやるんだ
追(お)い越(こ)せない 小(ちい)さな影(かげ)
少(すこ)し あと少(すこ)しで しっぽの先(さき)に手(て)が届(とど)きそうだ
眩(まば)し過ぎる程(ほど) 照(て)らされて
汗(あせ)も 靴音(くつおと)も オレンジ色(いろ)に溶(と)けそうだ

僕(ぼく)は地面(じめん)に垂直(すいちょく)に おまえは地面(じめん)に水平(すいへい)に
間違(まちが)いなく立(た)ってたんだ 走(はし)ってたんだ あの道(みち)を
汚(よご)れたスニ(すに)ーカ(か)ーで今(いま)も 変(か)わらず走(はし)ってるのに
ねぇ 目(め)の前(まえ)が淋(さび)しいのは何故(なぜ)だろう

目線(めせん)の高(たか)さまで

太陽(たいよう)が移動(いどう)しても

庭先(にわさき)から呼(よ)ぶ声(こえ)がしなくなった

夢(ゆめ)にも思(おも)わなかった

土手(どて)の上(うえ)に 長(なが)い影(かげ)とちっこい影(かげ)が
間違(まちが)いなく立(た)っていたんだ

影(かげ)がひとつになっても尚(なお)
泣(な)かないように オレンジ色(いろ)を無視(むし)しながら
影(かげ)を伸(の)ばして 走(はし)っていた
追(お)いつけない 小(ちい)さな影(かげ)
少(すこ)し あと少(すこ)しで しっぽの先(さき)に届(とど)きそうだったのに
暗(くら)くなる夕空(ゆうぞら)に瞬(まばた)く
あのどれかひとつが おまえなんだろうか
追(お)い越(こ)せない 小(ちい)さな影(かげ)
少(すこ)し あと少(すこ)しで しっぽの先(さき)に届(とど)きそうだった
滲(にじ)み出(だ)すオレンジ色(いろ)
こんな淋(さび)しいまま 僕(ぼく)はまだ行(い)けるのかな

終わり
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