かえりみち歌词
外燈(がいとう)の明(あ)かりが燈(とも)る頃(ごろ)
少(すこ)し手前(てまえ)のバス停(てい)で降(お)りた
人(ひと)の気配(けはい)がつらくなって
どこでもいいから歩(ある)きたくなった
耳元(みみもと)揺(ゆ)れる好(す)きな歌(うた)も
悲(かな)しい事(こと)ばかり耳(みみ)に殘(のこ)った
見慣(みな)れたはずの細(ほそ)い道(みち)は
知(し)らない場所(ばしょ)に紛(まぎ)れ込(こ)むようで
さっきまで傍(そば)にいたのに
今(いま)はもう影(かげ)ひとつ切(せつ)ないよね
幸(しあわ)せをもらうほど獨(ひと)りに戻(もど)る時(とき)が
怖(こわ)くなる
またねと笑(わら)って手(て)を振(ふ)って
あと何度(なんど)こうして過(す)ごせるかな
小(ちい)さな不安(ふあん)が消(き)えなくて
少(すこ)しずつ欲張(よくば)りになっていく
永遠(えいえん)なんて探(さが)せないのに
見上(みあ)げる空(そら)に一番星(いちばんぼし)
遠(とお)く瞬(まばた)く踏切(ふみきり)の赤(あか)
いつもと同(おな)じ景色(けしき)なのに
なぜか全(すべ)てが寂(さび)しく映(うつ)って
ここにある確(たし)かなものは
目(め)に映(うつ)ることのない絆(きずな)だけで
弛(たゆ)まずに途切(とぎ)れずに繋(つな)ぎ続(つづ)ける術(すべ)を
知(し)りたくて
信(しん)じる理由(りゆう)を探(さが)しては
他愛(たあい)も無(な)いこととは笑(わら)ったけど
挫(くじ)けそうな日(ひ)はいつだって
君(きみ)の笑顔(えがお)が優(やさ)しかったから
君(きみ)の言葉(ことば)に救(すく)われてたんだ
心(こころ)の一番(いちばん)奧(おく)のほう
柔(やわ)らかに満(み)ちていく光(ひかり)がある
君(きみ)がこの気持(きも)ち教(おし)えてくれた
信(しん)じる理由(りゆう)を探(さが)しては
他愛(たあい)も無(な)いこととは笑(わら)ったけど
挫(くじ)けそうな日(ひ)はいつだって
君(きみ)の言葉(ことば)に救(すく)われてたから
また明日(あした)と笑(わら)って手(て)を振(ふ)って
そんな毎日(まいにち)が大切(たいせつ)なんだ
繰(く)り返(かえ)すばかりの日々(ひび)でも
それだけで幸(しあわ)せと知(し)ったから
永遠(えいえん)なんてどこにも無(な)くても
君(きみ)が笑顔(えがお)でいてくれるなら