暗歌词
あぁ痛み疼く 鼓動の旋律に
抗い難く 囚われたままで
あぁ零れ落ちる 私の温度は
甘めき香る 果ての無い孤独
涙はとうに涸れていた
差し出す幸はカケラも無く
光に縋る為の言葉も
術も知らないままで
閉ざされ 還れない あの場所は楽園
扉を閉めたこの指に 冷たい鍵を握る
地に臥して 罪想う 此処に赦しは無く
殺しきれない自我抱いて 揺らぐ闇に溶けてく
あぁ深い色に 包まれ見る夢
あぁ零れ落ちる 命の温度は
心は既に決めていた
辿り着くのが深淵でも
痺れる脳を侵す静寂
漆黒に手を伸ばす
ぬくもりさえも持ち出せず 凍える体抱く
仰ぎ見る 空の果て 其処に救いは無く
消えることの無い烙印も 自由の翼に成る
祈りが 絶望に 塗り替えられたなら
扉を閉めた この指で 正しさと鍵を捨てる
もう二度と???
強い願いは 時として 全てを壊してゆく
墜ちてゆく 魂は 永久に赦し無くとも
歪んでしまう愛抱いて 今 私 闇に溶ける