differance歌词
つめたく
とまっていた時間は
少しずつ流れ初めて
いままで
忘れていた痛みを
感覚を
よみがえらせる
かじかむ指先で
傷口をなぞり
静かに僕を見上げ
問いかける
もうそばにいることができない僕はただ
その言葉を
打ち消して
目を閉じて
探し続けた
暗闇の中
何も見えない
もうここにはいない
分かっているのに
あきらめられない
たやすく
失われた記憶が
空白を形づくり
積み重ねた想いをさえぎる
温もりを
かき消すように
もう二度と起られない
特別なことが
何気ない日常に
溶けてゆく
そう願う僕だけがそばにいられるから
どうか僕を消さないで
振り向いて
名前を呼ぶ度々
少し遅れて
声がきこえる
まだ僕は消えない
ここにいるのに
ふれられないままで
目を閉じて
探し続けた
暗闇のなか
何も見えない
もうここにはいない
分かっているのに
あきらめられない
まだ僕は消えない
ここにいるのに
ふれられないまま