Kaleidoscope歌词
作词 : 茶太
作曲 : 田口嗫一
透けてゆく青色落ちてゆく
網膜に模様を焼き付けて
薄闇に浮かんだ幾何学の
鮮やかな形が交差する
手を伸ばす
闇の向こう
触れることのない光がそこにある
手に入らぬからこそ
人は夢を求める
都合のいい形に縁取られた幻想
手に入らぬからこそ
人は心を焦がす
心に刻むように
降りてくる光は眩くて
暗闇の目覚めに似た痛み
突き刺さる
虹のカケラ
強く願うほど心は穿たれてく
幼い記憶の底
見つからないのは
あの日の僕が手放した光
手に入らぬからこそ
人は夢を忘れる
都合のいい痛みで美化してゆく幻想
そしてまた想い出す
そしてまた手を伸ばす
何度も何度も
繰り返すその果てに
この手にある世界は
無限の流砂が廻り廻り形を成す
何度見失っても
何度闇に落ちても
僕らは夢を見る