少年イデオロギー歌词
鐘の鳴るサンセット 魔法を唱えた「物語」と「夢」の境界線
合言葉一つ奏でれば何にでもなれた
虹色のサーカス バラバラになってガラクタに変われば
いつのまに街は壊れて 呪文はもう届かない
僕らは夢旅人 秘密基地かくれんぼ
数字(かず)かぞえて気づけば大人になってた
幻想も理想も憧れも夢も 「当たり前」という正義が全部殺してった
残像の願望に馴れ合いしがみつき 強そうな仮面被るただの弱虫
憧憬への地図は造り物で ヒーローになんてなれない 脇役にさえもなれない
叫んで嘆いて隠れて泣いては どうにかこうして笑ってるんだ
答え合わせする度に つまらない理屈ばかり覚え
キャンバスは「常識」に黒く塗り潰されてゆく???
僕らはやがて空を駆け巡る夢を見た
流れ星追いかけて 天の川を泳いだ
空想で彩った夢物語 何も口に出せない程 臆病になった
傷つかない術を覚える度に 歩き方も忘れてゆく弱虫
感情を偽り諦めごまかす それを『成長』と呼ぶんだろ? 倫理が僕に言い聞かせた
壊れないように嫌われないように 寄り添うこともやめてしまったの
夢空のサンセット 魔法の途絶えた物語は遠い水平線
合言葉が聞こえてくる 懐かしい響きだ
何も知らないで無邪気に笑って あの日の少年が
僕を目掛けて歌うのさ 呪文はまだ終わらない
幻想も理想も憧れも夢も エピローグじゃ形を変えてしまうもんさ
望んだ物は今でもあるでしょう? 目を逸らさないでね 僕らの弱虫
憧憬への地図を創り直せ ヒーローにはなれなくても 笑うことは出来るなら
叫んで嘆いて隠れて泣いてる 僕らを今励ましにいくから