眠れる街歌词
午前五時 刺さる風
溶ける視界 日々に重ね
眠る街の夢の中
二人きりで駆け抜ける
横切るなら目覚め前
追い抜いた雲 空の色
確かに在る明日から
世界が鼓動を奪う前に
最後だと知った冬の日 子供じみた迷走続け
君と走るこの路に 正しさなど求めはしない
孤独からは逃げた日々に
思い付きの言葉浮かべ
一欠片の希望抱いて
君の生きる路を探す
裏切るなら目覚め前
切り裂いた丘 白い息
流されるまま生きれば
容易い事など解っていたよ
赤く光る遠い街 掴めはしない憧れ映す
君を生かすその熱が 僕の背から離れて消える
君が消えた街並みに
変わらず響く幾千の唄
照らす昼も沈める夜も
この場所で生きていく事で一つ
一人きりの朝焼けに
慣れた筈の瞳に風 刺さる
僕を生かすこの熱を
絶やさないと彼方へ誓う