火葬曲歌词
壊れて行く喜びも
やがて消える哀しみも
思い描く全てを抱いて
いま焔を闇に浮かべる
火葬曲
初音ミク
スコアの焼き場はここですか?
棄てられ音のないカナシイ歌が
声を私の声が欲しい?
尽き果て消える宿命だけれど
燃え上がれ哀しみよ
最期に輝けセてあげるわ
歌われぬ歌のため
火をくべ荼毘に付せ
きらめいては消えてゆく
今はの言葉の綴じ目
美しく映える音景に
あれはカゲロウ?未来が見えない
燃えては灰に消え行くメロデイ
新たに熱を燈されるハ-モニ-
何度も何度も繰り返す
私にはどんな意味が在るの
「娯楽などそんなもの」
虚しいなんて思いたくない
仮初めの明かりでも
意味など見えなくても
燃え広がる紅の
火の手は空まで伸びる
私が飲み込まれる前に
新しい音をちょうだい
燃え尽き果てた亡骸
積みあがられた塵埃
焼き場で歌う私の
声の逝き場はこんなもの
きらめいては消えてゆく
今はの言葉の綴じ目
美しく響く音景は
すべてカゲロウ?何も聞こえない
壊れて行く哀しみも
やがて消える喜びも
思い描く全てを抱いて
いま焔の海に溶け逝く
~終わり~