怒り歌词
作词 : Rejet
作曲 : Rejet
やっと目を覚ましたね
俺の部屋だよ
すごい頭痛がして、意識を失ったと思ったら、いつの間にかここにいったから、さすがに驚いた
何が起ってるのか、見当もつかないよ
あ、無理に動かないほうがいいよ
その手錠、あんまり大きくないからさぁ
食い込んで手首に傷がつくかも
あんたの今の状態のこと?
昔の再現をしてるんだよ
前も、こうやってあんたを手錠でベットに繋いだんだ
覚えてない?
あ、そう、じゃ、思い出すまでそのままでいってもらわなきゃね
逃げたそうとするのを捕まえるのも面倒だし
本当にひどいのはどっち?
そもそも、あんたが何も忘れなければ、こんなことにはなってないんだけど
一応思い出す気はあるんだ
でもさぁ、実際何も変わってないってことは
あんたの気持ちがその程度ってことでしょう
それがむかつくんだよ
はぁ、俺とあんたの関係なんてそんなの…
何でそれを俺から説明しなくちゃいけないわけ
あんたがさっさと思い出せばいい話だろう
その反応、いい加減飽きた
俺が近づくだけで怯えるのをやめてくれない?
今は楽しめそうにないからさぁ
俺に心を許してるあんたの姿を知ってるぶん
むしろ不快だ
何って、決まってるだろう
血を吸うんだよ
どうすれば記憶が戻るか分からないけど
ただ一つ言えるのは、あんたの体は全部覚えてるってこと
さっきも普通だったら痛すぎて気絶するはずなのに
あんたはすぐに気絶しなかった
それはきっと、忘れてないからだ
俺のこの、牙の味を…
だから、このまま吸い続ければ、きっとあんたは全部思い出すはず
動けば動くほど牙が深く刺さるよ
だから、無駄な努力何かやめて
体の力を抜きなよ
まぁ、最初よりかは、大分解れてきてるみたいだけど
ほら、もう良さそうな顔してる
どんだけ快楽に弱いのさぁ
手錠をかけられた浅ましい姿でも
気持ちよくなれる
そうだろう
俺の知ってるあんたはそういう女だ
今のこの状況も楽しみ始めたりしてね
ほら、あんたの大好きな首から吸ってやるよ
何で声出してるの
今のあんたにとっては見ず知らずの男に吸われてる状況のはずなのにさぁ
そんなにいい
それは…俺だから
それとも…誰でもいいの?
ああ、もともとあんたは、誰でもいいって人なんだっけ
そうか、もう一度俺だけに感じるように躾しなきゃならないのか
は、むかつくなぁ
いいよ
あんたの頭がおかしくなるまで、吸ってやる
浄化してる時だって、手加減何かしなかったんだから
記憶を辿るっていうなら、本気でやらないとね
どうしたの
手首、切れちゃたんだ
だからあんまり動くなって言ったのに
こんな薄い傷で動揺しちゃてさぁ
血も少ししか出ていないのに
ダメだな、舐めるだけじゃ全然血が出ない
こうなったら
さすがに痛すぎた
それはそうだよね
傷口のうえから噛まれたっら、誰だって痛い
いいよ、もっと痛がる
そうすればきっと…
さっきはしくじだけど
今度こそ、絶対に思い出させてやる
どう、気分は?
あんた、吸血されてる間に、気失ったんだよ
回顧一番にそれ?
言ったよね、思い出すまで、手錠は外さないって
それで、どんな感じ?
そう、どうしても、ダメなんだね
もういい、あんたにはうんざりした
このままそこでのたれ死ねばいい
俺はどこに行こうかあんたには関係ないだろう
そう言われて、俺が素直に外してやると思う?
苛つくから、もう話しかけるな
くそ、むかつく
ちぇ、たく、一体どうなってんだ
おい、誰でもいいから、こっちに来い
どうして誰も来ないんだ
こんなこと、今までなかったのに
もしかして、俺たち二人以外、誰もいないとか
くそ、何が何だかさっぱりだよ
おかしくなってるのはあの子だけかと思ってたのに
使い魔もいないし、俺も変な頭痛がするし
そういえば、この頭痛は確か、あの月を見てから…
そうだ、幻月!
あれのせいで何かが起こるって、兄さんが言ってた
思い出した!
でもその肝心の影響が何なんのかが思い出せない
それさえ分かれば、いくらでも対処できるのに
まあいい、とりあえず状況は把握できた
ちょっと冷静になれば、簡単にあの月のせいだって分かったはずなのに
あの子が記憶喪失になったぐらいで取り乱しすぎだろう
あ、そう言えばあの子、記憶がなくなる前、風邪引いてなかったっけ
窓全開にしてきたけど
ああ、くそ、本当何なんだよ