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ルクセンダルク紀行歌词

"Gardisra, the beginning country"
石畳伸びる影 連れて歩く途
港へ続く 長い坂道キミは未だ知らぬまま
人は皆心に 哀しい季節を抱いて
それでも… いつか… 笑えるから… 灯火を絶やさないで
光が射した雲間… 旅立ちの空
"Lakrika, the desert and the huge clock country."
乾いた砂の原に儘足跡残して
渇いた喉潤す水を求め彷徨う
灼けつく砂の上に雫落とし進んだ
揺らめく地平の先時を刻む陽炎
風に頼り動かしていた大時計は
風が止まり動力を失った
昼も夜も絶え間なく カッチコッチ
汗を流し 人の手で動かしていると言うのに
水源が乏しい砂の街では水を飲むにも大金(ピーク)が掛かる
生命の値段って幾らなのだろう?素朴な疑問に答えなどなく
悩むキミを置さ去りに… 時計の針は進む
"Flowell, the fascinating flowers country"
昼間でも薄暗い花弁の内側で
肥大した欲望と自意識に濡れたまま
造られた暗闇に集う淑女(レディ)照らす放電陽光管(ネン
最高の美しさ競い合う聖花祭
流行の髪の色流行の髪飾り
流行の服装で流行の笑顔作るの?
外側を着飾れば花よ… 星よ… 蝶よ
望んだように美しさ誇る素敵な自分になれると
内側に隠された素顔のままの自分と
心の中の美しさそれには目を背けたまま
狂い咲く艶花の残り香に… キミは首を傾げた
"Granship, the nearly vanished and disappearing country"
海原に蕩えば潮風が頬を撫で
キミの髪を揺らして踊る
流れる雲を追いかけて海猫が消えてゆく
水平線の遥か彼方何があるのだろう?
広がる世界が紡ぎだす物語
旅人は驚き誰もが皆言うだろう
巨大な船が丸ごと一つの国だなんて
昨日のキミはそれを信じられたかい?
今… 波も閑か… 穏やかな時間の中で… 凪は黄昏を誘う
明日は… 何処へ往こう
"Eizenberg, the civil war country"
怒り狂う火山を背に紅く燃える溶岩(マグマ)の上
疲弊しきった人々の群れ終わりの見えぬ内戦の日々
暗い坑蔵(あなぐら)に… 潜って… 护盲啤? 掘って
泣き叫ぶ声(クライ)… 地上には… 聞こえない… 届かない… 無理もない
稀少(レア)な金属… 狙って… 探って… 掘って
现実的(リアル)な感情… 押し殺す… 噛み殺す… 少年達(カナリア)
平和を守る為に自由を謳う為に自分を殺し楯を取った者と
豊かさを得る為に支配者に成る為に敵を殺す剣を取った者と
争いを繰り返す戦いは終わらないやがて歪む勝利への妄執が
無差別に人を屠る猛毒を撒さ散らす悪魔の虐殺を産み出した
——そんな話を聞いてキミは何を想った?
刹那… 浮かべた憂いの後にとても強い瞳をしてたから
"Eternia, the sub-zero tundra, the immortal arctic country"
白い華が風と踊る寒い国の物語
キミは不意に歩みを止めて 耳を傾けた
深い雪を尾根に纏う険しい山に囲まれた
古い村を襲った悲劇 笑みを凍らせた
流行病は… かつて… 瞬きの間に… 広がり
嘲笑う様に… 唯… 無数の灯り… 消し去った
——永遠の未来(さき)を望むのは
赦されざる罪なのでしょうか?
それでも… せめて… 愛しいキミよ… 健やかに
想い出す… キミと旅した日々… 忘れない… キミと歩んだ日々
《ルクセンダルク紀行》
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