orange歌词
空(そら)を茜(あかね)に染め出し(そめだし)た
夕方(ゆうがた)5時半(じはん)の帰り道(かえりみち)
ねえ、僕(ぼく)はどこへ向かえ(むかえ)ばいい?
黒い(くろい)コンクリートの柱(はしら)が
綺麗(きれい)に並ん(ならん)だみちしるべ
今(いま)、不確か(ふたしか)な未来(みらい)へ歩い(あるい)てゆく
懐かしい(なつかしい)記憶(きおく)も
最高(さいこう)で退屈(たいくつ)だった日々(ひび)も
そこにはいつも君(きみ)がいたから
君(きみ)がいない今(いま)を
生きれ(いきれ)ないんだよ
オレンジの教室(きょうしつ)に浮かぶ(うかぶ)君(きみ)の姿(すがた)が
何(なに)かを探し(さがし)て空(そら)を見る(みる)窓際(まどぎわ)の君(きみ)が
ふざけて歩く(あるく)帰り道(かえりみち)のあの笑顔(えがお)が
まだ 僕(ぼく)を苦しめる(くるしめる)んだ
ゆっくりと二人(ふたり)手(て)を
繋い(つない)で歩い(あるい)た帰り道(かえりみち)
少し(すこし)足(あし)をつまずきながら
話す(はなす)言葉(ことば)にもつまずきながら
明日(あした)も晴れ(はれ)ればいいねなんて
そんな事(こと)はどうでもよくって
いつまでもこの幸せ(しあわせ)が
続く(つづく)ように祈(いの)ってた
流れ(ながれ)てく時間(じかん)と
すれ違(すれちが)ってく人込み(ひとごみ)の中(なか)で
どんな優しさ(やさしさ)に巡り会(めぐりあ)っても
君(きみ)以上(いじょう)なんてありえないんだろう
どれだけ素敵(すてき)な言葉(ことば)で
歌(うた)ってもきっと
君(きみ)だけにはその一つ(ひとつ)さえ
届か(とどか)ないんだろう
どれだけ君(きみ)を思(おも)っても
求め(もとめ)たとしても
遠ざかる(とおざかる)だけなんだろう
あと少し(すこし)僕(ぼく)が君(きみ)を
大切(たいせつ)に想え(おもえ)たら
あと少し(すこし)僕ら(ぼくら)
互い(たがい)を分かり合え(わかりあえ)たなら
なんて
諦め(あきらめ)なきゃって理由(りゆう)はたくさんあるけど
好き(すき)だって一つ(ひとつ)のキモチには
勝て(かて)ないんだ
オレンジの教室(きょうしつ)に浮かぶ(うかぶ)君(きみ)の姿(すがた)が
何(なみ)かを探し(さがし)て空(そら)を見る(みる)窓際(まどぎわ)の君(きみ)が
ふざけて歩く(あるく)帰り道(かえりみち)のあの笑顔(えがお)が
まだ 僕(ぼく)を苦しめる(くるしめる)んだ