Summer'88歌词
空っぽの電車で途切れた音が
イヤホンの向こう飛び込んでくる
水滴のクラウン輪っかに広がる
そして緑に染まった道を進んだ
どこまでも どこまでも続いて
僕らには まるで 何もないかのように見えた
どこまでも どこまでも続いて
最初から まるで何もなかったのように
空が ありふれた顔して
笑う 笑う どうしようもない気分で
僕は僕と君の声を吹き飛ばした風の音に紛れ
逃げ出したい気分で唇を 寄せた
このまま僕ら 逆さまに 逆さまに進んで
線路沿いを 歩いて
いつかのように 空が沈んでゆくよ
またこんな風にさ 逢えたらいいね
空が ありふれた顔して
笑う 笑う どうしようもない気分で
僕は僕と君の声を吹き飛ばした風の音に紛れ
逃げ出したい気分で唇を 寄せた
そしたらいつか あの頃の あの頃の気持で
ゆらり 揺れて それからいつもみたいに空が 沈んでゆくよ
またそんなふうにさ 過ぎ去ってしまうよ