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耳鸣り歌词

太陽の光は
その距離を感じさせるほど弱く
空は
その高さがわかるような形のある青色だ
街路樹の続く歩道には、
彼以外は誰もいなかった
まるで色あせた時間の中に、
どこからこんなふうに
歩いてきたのかわからなかった
耳鳴りがしていた
何かを探すでもなく
どこへ行くわけでもなく、
ただ歩いていた
とりとめがない
まぁ、ゆうべもとにかく
生きていたにはいたけれど、
おかしなもんだよ
まぁ、いいか
昨日までの自分が、
今の自分と一致しないことがある
誰と張り合うつもりもないんだよ
ただ俺はいつでも
楽しくやりたい
君をね、たぶん、
愛していると思うんだ
もしかしたら、
自分がかわいい
だけなのかもしれないけど、
違うんだ
道に引かれた
白線、壁、灰皿、空、君
自分が必要だと思うもの以外は
いつの間にか風景に紛れ込み、
意味なんか持たないかのように
たたずんでしまう
時々彼はそんな意味もないものに
すかりついてみていする
君が誰かを傷つけるみたいなんだ
世間は、そんなに甘いもんじゃないって言う
だけど、いったい、
いつのまに人は、
心の余裕をなくしてしまうまで
追いつめられてきたんだろう
君は、僕のことを、
違うって言うけれど、
ほんのひととき、
正しいとされるものが、
嘘になる弱さを、
まのあたりにすると、
君と話すことの半分が、
嘘になる淋しさを
感じてしまうんだ
とりとめのない、
毎日に退屈している
ポケットの小銭が全財産なんだ
ろうそくのような、
ネオンの街をさまよい、
抱きしめようとしては、
いつも寂しい思いをした

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