天秤・時計・電話歌词
天秤が倾いていた
時計が回っていた
電話が鳴っていた
この部屋の隅
いい加減にして
そんな声がヘッドホンの中の
君から叫ばれていたんだ
さんさんと照りつける照明
位相に包まって
ちゃんとしてくれるの
って君は笑い出すんだ
全然わかってない
もう全然何も知らないや
とりあえずこのギターを
壊してみよう
朝も夜もきっと
僕はうなだれんだ
天秤じゃ量れないよ
時計じゃ計れないよ
電話じゃ吐かれないよ
塵の様な声
つまらない人ね
そんな声で何度って
意気地の無い時間を
放り投げてきたんだ
天秤が虚ろっていた時計が
笑っていた
電話が頷いていた
この部屋の真ん中で
全然わかってないよ
全然何も知らないよ
芝居めいた歌が
崩れて行くよ
朝も夜もきっと
僕はうなだれんだ
逆さまの憂いが
全て裏返った
もしもそれで
全部終えてしまえたら