花信風歌词
僕らいつでも同じ場所から
向き合って 夢を見ていたね
繰り返すように この季節だけは
この先も めぐりゆくけど
いろはにほへと 浅(あさ)き夢見し
目にうつろう ふたかたの日々は
僕を一人にするけれどこの世は
君がいればたのしい
少し強く風が吹いたら
また次の場所へと
今 僕らは二度と戻らない季節に出会い
桜の花が 咲くたび思う
刹那の調べ 夢うつづ
君がいること 忘れないから
ゆらりゆらり 風に舞うだけ
出会いと別れ 始めと終わり
どうしても 避(さ)けられないけど
君の眼差し(まなざし)と 君の笑う顔
それだけが大切さ
やがてこの素晴らしい時も
姿変えるけれど
本当に大切なものは
目に見えぬものだと
気づいたから
桜の花が 散(ち)るたび思う
美しい時 春の夢
祇園(ぎおん)の鐘(かね)は高ために鳴る
いざや 永遠(とわ)に
桜の花よ いざ舞い上がれ
この気持ちだけ届かせて
僕がいたこと 忘れないでね
ゆらりゆらり 風に舞うだけ
ゆらりゆらり また会う日まで