花暦歌词
さくら 春と夏との間には
雨に煙ぶるよ紫陽花が
すみれ 夏と秋との間には
雨に打たれる彼岸花
二人 蛇の目がひとつ 肩が触れ
くるりくるりまわる
すみれ 粋な恋路を邪魔する雨が
ほんにうれしい 花ごよみ
さくら 「歌の文句にあるじゃないかァ」
すみれ 濡れたふたりの 雨宿り
ああ知りはせぬ
さくら 秋と冬との間には
風に震える 山茶花
すみれ 冬と春との間には
風に揺れてる 寒桜
二人 ふたりの肩が 寄り添って
じっとじっと見つめ
さくら 粋な恋路を 邪魔する風が
ほんにうれしい 花ごよみ
すみれ 「歌の文句にあるじゃないかァ」
さくら 冷たい風の深情け
ああ知りはせぬ
二人 ふたりの肩が 寄り添って
じっとじっと見つめ
ふたりの肩が 寄り添って
じっとじっと見つめ