Harvest Festa歌词
鳴呼 今年の果実は 豊穣(ほうじょう)したかしら
秋の朝 急ぎ足の私
穣(みの)りの秋だから 十人(じゅうにん)十色(とおいろ)の実
いつまでも 愛(め)で続けてあげる
それは 姿見の如く
その身 すべてを映して
1つの 熟した果実に変わる
一年(ひととせ) いろはを学んで
二年(ふたとせ) 他人(たにん)を知る
茜(あかね)に染まる秋の葉 風を彩る
三年(みとせ)は 悩みを抱えて
四年(よとせ)に 殻(から)を割って
移りゆく季節を辿り 夢を叶えるの
嗚呼 祭の終わりは 切なさが息吹(いぶ)いて
秋を終え また季節を変えて
ふわり漂わせた 残り香は甘くて
懐かしい 紅(くれない)の空へと
それは 古のままに
常に 巡り続けるの
巡れば “確かな物”へと変わる
五年(いつとせ) 一時(いちじ)は倒れて
六年(むとせ)に 手抜きを知る
大人に育ちゆくこと もどかしいけど
七年(ななとせ) 初心に帰れば
八年(やとせ)に 感謝の声
失くし物 見つけたようね 笑顔こぼれてる
標(しるべ)を占う 花びら そっと
揺らめく運命(さだめ)を示す
九年(ここのとせ) 里の朝焼け
種蒔く 影法師が
未来の生命(いのち)を願って 両手重ねる
十年(ととせ)へと 一歩踏み出す
恵みの雨を連れて
幾年(いくとせ)も穣(みの)りを祭れ 秋を彩りに