酔いと語りと嘘と真歌词
手のひらに残るグラスの感触
ひび割れたような気怠さに交わる
夢と現 嘘と誠 訝しげな音
低い声と高い悲鳴 浴びながら
揺らぐ指に惑わされて 瞳輝かせ
無知な言葉ひねり出して 経た時を並ベる
ひとつずつ確かめ さぁ いただこう
この身体へ
疲れ果てた腕で 頬を撫で上げ
聡明な思惑に 心を打たれる
向こう側に吸い寄せられ さらけ出した影
すれ違う 隠しきれない欲と夢
反射すれば触れてしまう 胸の奥の奥
透けた闇を探りながら 密やかに笑み浮かベ
差し出す黄色の禁断の果実に酔い
語りに身を委ねて
夢と現 嘘と誠 訝しげな音
低い声と高い悲鳴 浴びながら
うねる蛇と黒い髪の不可思議な祈り
吹き散らかす人の声に 耳傾けた
描く道は かけ離れて閉ざされ
同じ場所で 違う夢を見ていた