零歌词
ねぇ 僕は憧れの眼差しを
向けられる程の人間じゃない
夢や理想 語れるもの
それも何一つ持っていない
遅めに食べた朝食が
胃の中にまだ残っていて
今日も僕は生きている
そう告げられた気がした
それならば僕は誰なんだ?
鏡に映った死んだ顔
人間証明書 その類
それも何一つ持っていない
どうせ誰にも期待なんか
されてこなかったワケだろう
それなのに僕は生きている
そう誤魔化してきた
駄目だ これでは僕じゃない
何一つ中身の無い人生だったけど
駄目だ これでは僕が無い
底から這い上がってきた昨日
ねぇ 僕は在り来たりの情けを
かけられる程の人間じゃない
エゴやプライド それすらも
確かに何一つ持っていない
腐った都市の真ん中で
吐くまで飲んだアルコール
今日も僕は生きている
言わなけりゃ良かった
駄目だ これでは僕じゃない
何一つ中身の無い人生だったから
そうか これでは意味が無い
何処かで忘れたままの希望
嗚呼 どうせ要らない光に
今まで散々惑わされたんだから
嗚呼 せいぜい僕がさ
底から這い上がったところでさ
何も無い