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ナナクジャクの彼方歌词

ナナクジャクの彼方
ナナクジャクの夢を魅た
この世界には嘗て
美しき色のクジャクが
息をして居たそうだ
生まれつき黒き羽を
持つ私は入々に
蔑まれ疎まれ続け
屑のごとく生きてきた
ナナツイロノハネ
サカセコノカゲニ
あ あ れ や
(羨望、怨恨。留まる事を知らない劣情たちに
何処まで翻弄されて仕舞うのだろう?
天啓、不得。この背中に奇麗な羽が在ったなら
天かける虹のごとくこの空を優雅に飛んで魅せようと)
止め処なく溢る騒々しい感情連鎖に
溶かされて仕舞おう
(一瞬閃光、眼前にすと
悠々と舞う小さな肢体
絢爛に一)
「ナナクジャクはどこへ居る?」
"貴方のすぐ傍さ。
フェアリ·ティルは囁く
"望め望め。ヒが暮れるまで!"
フェアリ·ティルに誘われて
私は想い征く促
虹を喰らい眼を
七色に染めた

ナナクジャクに憧れた
美しきその躯は
鋼の刃に貫かれ
悶えて死んだそうだ
これも理不尽なヒトの所業なのか
極彩色越しの憎悪が
(一瞬閃光、眼前にまた
悠々と舞う小さな肢体
絢爛に一)
「ナナクジャクはどこへ居る?」
"貴方も為りたいのね。"
フェアリ·ティルは嘔く
"殺せ 殺せ。ヒが消えるまで!"
フェアリ·ティルに誘われて
私は想い征く侭
ヒトを喰らいて羽根を
七色に染めた

どうしてなのだろう
人を憎み自分を愛し
優美な羽根翳しても
空なんて飛べやしなかった
それでもー
ナナクジャクに憧れて
私は想い征く侭
惑星を喰らいて羽根を
七色に染めた
ヒトに追われ
天に魅放され
フェアリ·ティルは
不適に笑う
(そうか、そのとき私は気付いた
"彼も同じ程を辿って居たと云う訳かー"
時既に遅く、胸元に突き刺さるは
鋼の刃ー)
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