バタフライ・エフェクト歌词
アネモネの花の香に 誘われて出逢ったんだ
君が笑うそれだけで 僕が笑うそれだけで
未来過去非線形流体 二人離れ離れ散って
君と僕の距離だけが 遠い遠い
僕は君の声を待つから 遠い君が明日を待つ
僕の手が届かないから 遠い君が指を切る
僕が無理して笑うから 遠い君が色を絶つんだ
君と僕の距離だけが 遠い遠い
着飾れた "約束"だけ
そばに落ちてて かなしくなった
その翅を 引き裂いて、小さな嘘。
云う度に君を深く傷つけて
気付いたんだ いつの間にか
すれ違う想い幾重にも
重なって大きくなって
君の心を強く強く強く、
嗚呼―
僕の表情(すぐそば)に咲いた
怪訝(けげん)に啼く心拍数が
君の心の裏を 掻き乱してしまうから
僕は受話器を置いた 君は声殺して泣いた
僕ら距離だけじゃなかった 遠い遠い
トロイメライ 胡蝶のもとへ
飛んでゆくための翅が欲しくて
その翅を 引き裂いて、小さな嘘。
云う度に君を深く傷つけて
気付いたんだ きみの中に
不安、螺旋、欺瞞 打ちつけて
「くたびれた標本の様ね」
君を所有して居たイドの粒が
僕の前で 僕の前で
静かに蜜を吸っていた
ライラライラ
裸足で善かったんだ 歩いてゆけるから
地球の裏側まで その枷を外して
"約束"果たせるまで―
その翅を 引き裂いて、小さな嘘。
云う度に君を深く傷つけて
気付いたんだ いつの間にか
すれ違う想い幾重にも
重なって大きくなって
君の心を強く縛り付けた
僕の前で 僕の前で
君の翅だけが 散らばって居た
遅かった 世界の裏は
想った以上に複雑な渦に
満たされてた 僕の中の
不安、螺旋、欺瞞 溢れ出す
「くたびれた標本の様ね」
君を流してしまったイドの粒が
塞ぎ込んだ 僕の肢(あし)を
やさしく包み込んでいた
ライラライラ
僕は此処にちいさな
約束(ハナノタネ)を蒔いたんだ
いつかいつかの花に
誘われて出逢えたなら