妖精といた夏歌词
作词 : 山崎 将義
作曲 : 山崎 将義
瓦礫の山に妖精を見つけた
壊れたテレビで遊んでる
無邪気な声がどこまでも響いた
月に一度の燃えないゴミの日
忘れかけてる優しいメロディ
あの日拾ったオルゴール
幼い胸が確かに躍った
永遠の空の下で
頼りない小さな手が 触れたものは
もうここには帰らない
あの時と同じ空なのに オルゴールの音は聞こえない
あの時と同じ風なのに 僕らの歌声はとどかない
縁石の上の背くらべは
プールからの帰り道
夕日ににじむ長い影法師
アスファルトになる前の道で
少しずつ失ってゆく
かけがえのないあの頃の宝物
あの時と同じ空なのに オルゴールの音は聞こえない
あの時と同じ風なのに 僕らの歌声はとどかない
瓦礫の山はいつしか消えた
運び去られた夢の跡
妖精達は翼をたたんだ 僕といっしょに帰れなかった
僕といっしょに帰れなかった