めざしのコンチェルト歌词
作詞:中山大三郎
作曲:中山大三郎
銀座で三軒、赤坂で一軒、
六本木で飲み直して二軒、
いつものように明方
近く屋敷に帰ったんです。
屋敷は高級住宅街といわれる
田園調布にありますが
門の近くで若い女をひろったんです。
よく見るとこれがいい女なんです。
そこからドラマは始まった
女は女は泣いていた
生まれもいいし、育ちもいいし、
お付き合いするのがなんだかこわいわ
なんていろんな女に言われます。
でもそれは私の扉ではないんです。
おじいさまの代までハクシャクだった
家柄のせいなんです。
そんな私がなぜかこの女と暮らす事にしたんです。
上流社会で暮らせると女は喜んだ
あなたに似合いの上品な女に
なれますでしょうかとふるえていたよ
本当の事言うと今迄の話はみんなでたらめなんです。
仕事に疲れてトボトボと錦糸町のアパートに帰る時
おなかをすかせて泣いていた
三毛猫を一匹ひろっただけなんです。
この猫が妙になついちゃってネ
三畳一間でよかったら
おまえと一緒に暮らそうよ
東京っていう街は一人じゃさびしいし夜は寒いですからネ、
田舎から出てきてずいぶんたちますが
三毛猫一匹だって一緒にいるととってもあったかいですからネ。
何かこう心がかよってくるんですよ。
この三毛猫逃げなきゃいいんですがネ。
今夜もメザシでわるいけど
お前と仲良くたべような
広い東京のかたすみで
心豊かに暮します 男が一人