エンドロール歌词
エンドロール
Arranger:Polyphonic Branch
Lyrics:Polyphonic Branch
Vocal:ろん
線路沿い 二人の影
確かに触れていたのに
雲が蔽えば 日が沈めば
そんな壊れやすさ
さよならの言葉を隠し持っていた
其処には何もないと 踏み切りの音が鳴る
明日になれば僕らは 愛しさだけを残して
君に伝えたい言葉 飲み込んでしまった
まるで映画のエンドロール 太陽は沈んでしまった
影を隠した
消えてしまった二人の影
呼吸が繋がる残照
もう沈んでしまったのに
そこにもう無いのに
さよならの街並み 包む群青
飛び立った鳥たち 薄く照らし出した
明日になれば僕らは 愛しさだけを残して
最果てに見た夢 紡ぐこと出来なくて
愛しさを持ち寄って 二人を形作ることに
明日を映した
忘れるたびに君が消えてゆく
想い出すたび 消してゆく
悲しいくらいに心が解けた
寂しいほどに削れていった
逆さになった僕の身体を
塗りつぶして
不完全だった僕らの 愛しさだけを残して
透明になった僕らは 繋ぐことも出来ない
明日になれば僕らは 愛しさだけを残して
背中合わせ まだ温もりは残っている
いつまでも残っている
本当に消えてしまったもの
振り返れない
さようならを