喝采歌词
まばたきをする間に 時は過ぎて
何かに縋ろうとするほどに
虚しさが包む
終わりなら 強く 燃ゆる炎に
芯に響く 音を奏でたい
幕は閉じられようとして
喝采の拍手は鳴り止まず
此処が僕の終着点
深く吸い込んだ 夢一つ
加速するエピローグは 脆く 歪
時折 かすめる 君の声も
気づくことができず
大げさに揺らす旗に見とれて
流す涙 幻のよう
存在の危うさを知るほど
生きることに手遅れだと
最終の電車が入る
片道切符に先は無し
出発のベルが鳴る
見送る人の影
ドアが閉じる
曖昧なラインを引き比べ
影を追いかけることなど
永遠のループの中で
呟いた言葉は消えてゆく
幕は閉じられようとして
喝采の拍手は鳴り止まず
此処が僕の出発点?
深く吸い込んだ 夢一つ
散る紙吹雪
目に焼きつけた