殉愛花歌词
籠の中の鳥のよう あなたを待つしかできずに
そうよ いつか なんてここは
無いと分かっているくせに
許される恋じゃない 誰にも言えずにふさいだの
あなたに触れることだけ それが唯一の喜びだから
愛してと願うけれど 雨は無常に降り注ぐ
冷たいアタシの胸に 今日も孤独な花が
灯ってゆく
嗚呼、連れ出して
今夜 お待ちしています
いつものようにささやいて
紅をひいた感情 あなたに縋ることも出来ず
とめどなくあふれてくる 涙を隠し笑みをつくるの
愛してと願うほどに 雨は強くなってゆくの
あなたの声を聞いたら 寂しさの棘はすぐ
消えてなくなる そばにいて
指先におまじないして 離れないように願った
夜は深くなるばかりで あなたの顔を手探りしたの
愛してと願うけれど 雨は無常に降り注ぐ
冷たいアタシの胸に 今日も孤独な花が
灯ってゆく
嗚呼、連れ出して
此処から
終わり