さようなら歌词
誰(だれ)もいないこの部屋(へや)で
眠(ねむ)っていた 二人(ふたり)だけの時間(じかん)
忘(わす)れかけていたその声(こえ)
聞(き)こえた気(き)がした
古(ふる)びた写真(しゃしん)の中(なか)
筋书(すじが)きを知(し)らない僕(ぼく)らは
あの頃(ころ)のまま
その小(ちい)さな手(て)を 優(やさ)しく握(にぎ)った
照(て)れながら微笑(ほほえ)む君(きみ)の
その笑顔(えがお)も ぼやけて行(い)く
摇(ゆ)れる水(みず)に映(うつ)る月(つき)のように
さよなら、さよなら愛(いと)しい人(ひと)
振(ふ)り返(かえ)れば今(いま)もそこに
君(きみ)がいてくれるような気(き)がして
僕(ぼく)は歩(ある)き出(だ)せない
降(ふ)りしきる雨(あめ)に打(う)たれて
傘(かさ)も差(さ)さずに出掛(でか)けた
何(なに)か呟(つぶや)いたきり
君(きみ)は帰(かえ)らなかった
季節(きせつ)はめぐり、めぐり
もうじき何度目(なんどめ)かの秋(あき)が訪(おとず)れる
抱(だ)き寄(よ)せた肩(かた) 震(ふる)えていた
手(て)のひらに残(のこ)る温(ぬく)もりは
風(かぜ)にさらわれた木(こ)の葉(は)のよう
舞(ま)い落(お)ちて行(い)くだけさ
さよなら、さよなら愛(いと)しい人(ひと)
街(まち)はほら 紅(あか)く染(そ)まって
夜(よる)を待(ま)てない星達(ほしたち)がもう
明日(あす)をそっと照(て)らしてる