「夜伽草子」歌词
風にこぼるる花の
匂ひ舞う薄紅の中で出会い
一人の少年
恋を知りました
月に流るる霧の
かそけき朧月の下で出会い
宿世に逆らう
恋に落ちました
この思いの強さは誰にも
この愛の激しさ誰にも
負けはしないと
負けはしないと
きつく抱きたい貴女を
壊すほどに
契る夜の色夢なりけり
温もり恋しくて
引き寄せれば崩れ落ちる
いとしさこんなに儚く揺れて
袖ぞ濡らすのは落つる涙
恋はかくもせつなく
思ひ(思ひ)馳せて遠く
浮き寝一夜限りの
肌を重ぬる憂き世の日々
耐えて一途に愛せる
恋を知りました
衣たなびく袖に
まとわりついた幼き日々
身丈追い越して今宵
恋に落ちました
大人になり貴女を守ると
お前が最後の愛だから
誓う夜には(誓う夜には)
離したくないお前を手放さない
永遠に結ばれる二人なのに
なぜにままならない
花の香り光に溶け
いとしさつのれば儚い願い
巡る年月は哀れに添い
恋はかくも苦しく
命(命)つきる日まで
俺の心を掴んだまま
どこかへ行かないで
誰にも触れさせたくはない
その髪も(嗚呼)
肌も(嗚呼)唇も
ただ俺だけの
オレのためだけのものに
契る夜の色夢なりけり
温もり恋しくて
引き寄せれば崩れ落ちる
いとしさこんなに儚く揺れて
袖ぞ濡らすのは落つる涙
恋はかくもせつなく
永遠に結ばれる二人なのに
なぜにままならない
花の香り光に溶け
いとしさつのれば儚い願い
巡る年月は哀れに添い
恋はかくも苦しく
命(命)つきる日まで