小説家とパイロットの物語歌词
きみが好きだった
本当に好きだった
運命の人だと思ってた
でも今できるのは
きみが残した飛行機の模型
それを見てるだけ
雪に眠いここだ
コーヒーを飲みたいな
あくびしたらきみが入れてくれる
恋愛小説を書いて
そばにはきみがいてくれたんだ
きみが好きだった
優しいところは
もちろん意地悪なところだって
きみが目指してた
空を飛ぶ夢も
いつか叶うといいと思ってた
筆が進まないな
きみは掃除してる
ぼくはヒーローになってもらおうか
筆は止まったままだ
きみが地味だ地味すぎるんだ
きみが好きだった
きちんと整頓も
できないと怒るところだって
文字を書くぐらい
しかどうもないあたしに
きみが居てくれてよかった
きみは飛行機を造った
夢を叶えるために
本を書くこともやめた
きみの帰りを待ってるだけ
きみが好きだった
トイレットペーパーを三角に
折っておくところだって
だからこの空から帰ってきて
長い焼き芋焼いて待ってるから
あぁ何年が経ってしまっただろう
もう待ちくたびれてしまったよ
久々に筆を執ろうか
小説家とパイロットの物語のために