録り下ろしミニドラマ歌词
うぜいんだよ!さっきからばんばんばんばん叩きやがって。
何の用だ。晩餐だと。そんなもんのためにわざわざ呼びに来たのか。
レイジなんてどうだっていいだろう。
出てけ。二度と俺の邪魔をするんじゃねえ。
俺よりあいつの命令に逆らうほうが怖えのかよ。
チェ、一度痛い目みないとわかんねえよな。
こい。おとなしくしやがれ。
俺をイラつかせたお前が悪いんだからな。
エサはエサらしく黙って差し出せ。
暴れんじゃねえ。
おとなしくしねえんなら、次はお前をぶっ壊すぞ。いいのか。
顔真っ青じゃねえか。
怖えくせに強がってんじゃねえよ。
レイジに何言われたか知らねえが、俺は絶対に行かねえって伝えろう。
あのやろう。こんな女の言うことを聞くとでも思ってんのかよ。
ムカつくぜ。
おい、いつまでそこで震えてんだ。失せろ。
あ?おい、どうした。それに触んじゃねえ!
針に血がついちまってる。
ち、くそ、けがしやがって。謝ったって遅せえ。
いいか、このフィビュラには魔力がこめられてる。
お前なんかが触れていいもんじゃねえ。
フィビュラはフィビュラだ。お前には関係ねえだろう。
ったく、こいつに傷をつけたら大変だ。
ああ、どういうって。
十歳になったら吸血を許されるとかで、わけわかんねえ儀式させられるんだよ。
それだけだ。
お前、この状況ちゃんとわかってんのか。
俺は消えろつったんだ。なのにいつまでもべらべらと。
お前には自分の立場を分からせる必要があるみたいだな。
手出せ。さっさと出しやがれ!
最初からこうしときゃいいんだよ。ったく。
あ?んなもん、決まってんだろう。
お前に用があるとすれば一つしかねえ。動くな。
うぜえ。動くなつってんだろう。
逃げようだってムダだと何度言えばわかるんだ。
それともそんにレイジの言うことが大事なのかよ。
レイジレイジ、うるさい!
いまお前の血を吸ってんのは誰だ。
分かってんならもう二度とあいつの名前を口にするな。いいな。
ああくそ。レイジのにおいがする。うぜえ。
まさか、あいつにも吸血させてんじゃねえだろうな。
嘘つくんじゃねえ。お前吸ってもらえるなら誰でもいいとか思ってんだろう。
レイジの次は俺ってわけか。
コケにしやがって。ふざけんな。
おい、そんななめた真似してると、まじでぶっ壊すぞ。いいのか。
だったらほかのやつの命令なんか聞いてんじゃねえよ。
泣くなうぜえ。お前に謝られたって信用できねえんだよ。
こうなったら、俺以外のやつに吸血されたいなんて思えなくなるくらい、痛みを与えてやる。
うるせえ黙れ。
もっと痛みを感じろう。もっと、もっと苦しめ。
これはお前の罰だ。
くそ、服邪魔だ。あ?ナイフぐらいでビビってんだ。うぜえ。
おい、少しでも動けば、切るぞ。
これ以上痛い思いをしたくなかったら、大人しくしてろう。
は、いい眺めだな。
何もわかんねえようなふりして、本当は吸われるのを待ち焦がれてるんだろう。
お前はそういう女だ。
その血がすべての元凶なら、いっそ殺してやったほうがいいかもな。
今日、ここで、お前のこと、吸い尽くしてやるよ。
そうすればこの血も声も体も全部、俺のもんだ。覚悟しろよ。