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橙と君の神隠し歌词

撫でる様に頬に爪を立てて
気まぐれから迷い込む
誰かを慰めてる今は

戻る道を忘れているのでしょう
ならば思い出すまでは
一緒にいてあげよう

あくびしたりそっぽ向くけど
ちゃんと傍にいるから
<ここにいる>
怖がらないでほら
笑ってほしいよ

くるくる廻る迷路で
私についておいで
夜露は避けて歩いてゆくの
短い夢さ きっと
<ふたり きっと>
きらきら光る瞳で
照らしてみせてあげる
いたずらにつけた足跡を

君がここにどれほど居たのかを
夕陽を数え忘れてた
それだけ楽しかった

それでもこの私の名前
いずれは失くすのでしょう
<忘れてく>
明日の今頃は
何して遊ぼう

くるくる廻る迷路で
いつかははなればなれ
小雨が降ればお別れするの
一緒にいたい もっと
<ふたり もっと>
ふわふわ踊るしっぽで
いつかはするさよなら
消さないで残す爪痕は

帰る場所私にもある
あたたかくてやすらぐ
<変わらない>
心を分け合って
暮らしているから

とおせんぼ君は引き返せない
足音消えるまでは
この耳とがらせて
聞いてあげるから

「じゃあね」

くるくる廻る迷路で
私についておいで
夜露は避けて歩いてゆくの
跳ねるリズムで ずっと
<ひとり ずっと>
きらきら光る瞳で
君をまた誘えたら
同じ気持ちを繰り返す
そういう気がするよ
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