Dress歌词
白いどれすひらり うさぎ逃げてく花園
追いかけるあの子は ここまで戻れるかしら
黒い靴鳴らして 歩いたあの頃には
もう二度と帰れないから
歪んだ道の奥 歩き疲れた少女は
迷い込んだ先に 何を見つけたのかしら
饒舌な猫さえ 隠れてしょうこの桃源郷
逃げ出したいのなら おいで
逆さま落ちる世界にふたり 白黒逆転うさぎが嗤う
沈んで 沈んで 沈んだ この場所でかごめかごめを
飛べずに彷徨う白いその腕 千切れたあの子はもう逃げられない
さよなら さよなら さよなら ここでお別れおやすみよ
ひらりひら舞い上がって 私の羽 紅い蝶蝶
ひらりひらひるがえして 見せつけの紅いこのドレス
ひらりひら染まってゆく あの子もまた紅へと
眠りゆく紅い少女 もう癒えない 黒に変わる
私のお気に入り 紅いドレスと人形
またひとり迷った この子は戻れるかしら
鏡に尋ねても 紡ぐ言葉は同じね
「もう二度と帰れないから」
「どうして?そうして?」囁く声 目を閉じ嘆いた少女へうたう
おいでよ おいでよ おいでよ 怖がらず手の鳴る方へ
惑わすこの道奈落の底に 鬼さんこちらと囃して笑うの
誘え 誘え 手招き 蓮の花開く頃には
飛べずに彷徨う白いその腕 千切れたこの子はもう逃げられないわ
さよなら さよなら さよなら ここでお別れおやすみね
ひらりひら染まってゆく この子もまた紅へと