or to歌词
作词 : NOir
作曲 : にお
Arrangement:如何様詐欺師は夜うごく
江戸紫が拐かす沿線上
脚向く心をそっと戒め 紅赤指し示す車両身を滑り込ませ
窓辺に摇れる映し身を憂う
「行き先は何方?」
「帰り道は此方」
流されるまま辿り着くその先は 極楽浄土かはたまた地獄か
いざ往かん
僕らが嗜む日々のカクテルパーティーは 欲しい今を切り取って
何色にも染まり得る幕切れを ただ愛おしく待ち焦がれている
言葉を鬻ぐ每日を 見返り無しで積み重ねれば
一丁上がり その日はやって来るから
細工は流流仕上げを御覧じろ
今はただ「またね」を交わす
そんな大禍時を持て余したい
浮かれた温度が白む前に
さあはやく 位置について
図に乗る営み じっと窺い 煩わしさも上々 部屋を抜け出せば
黙り込む町並みに溶ける赭
「ほらほら、もういいかい?」
「否々、まあだだよ」
燻る思考は無防備に鎖骨滑り 月白の吐露で今夜は御愛想
足して培う春 引いて愉しむ夏
掛けて持て余す秋 割って見初めた冬
交じりっけ無しの極彩世界に浮かび上がりし 仮初の性を味わいつくせ
~To be,or not to be~
いざ往かん
僕らが与り翻す灯火は摇れる今を振り切って
何色にも染まらない幕開けを ただ限りなく燃やし尽くしている
心を鬻ぐ日常に 摇蕩うままに身を任せれば
ええい儘よ その日はやって来るから
細工は流流仕上げを御覧じろ
今はただ「いつか」と願う
そんな彼は誰時を信じてみたい
棚引く湿度が沈む前に
さあ はやく 位置について
用意、
お後がよろしいようで