Star Ferry歌词

作词 : 槇原敬之
作曲 : 槇原敬之
今頃ちょうど君は
あの部屋に戻って
海側の窓を
開ける頃だろう
海を渡って行く星を　
見逃さないように
部屋の明かりを　
まだ消したまま

おやすみ　愛しい人よ
願わくば二人の想いが
この舟の航跡よりも
長く続くことを

水夫が縄をといて　
敬礼をすれば
今日を思うには短い
舟の旅がはじまる

湿った潮風に　
小刻みにはためく
襟元が残り香で　
冷やかしながらも
確かめるものがないと　
嘆くその日に
思い出せるかと　
僕を試す

おやすみ　愛しい人よ
願わくば二人がいつか
この舟の航跡を
一緒に見つめる日を

近づいてくる見慣れた　
波止場で待ってる
恋をする前の僕にも
変わらずに手を振ろう

（緑樹蔭濃夏日長）
（楼台倒影入池塘）
（水晶簾動微風起）
（満架薔薇一院香）

渡した人の想いが　星のように
輝けと名付けられた
舟に思えた夜