月蝕のヴァニタス歌词
作词 : かなで
作曲 : 林達志
どんな穢れのない無垢な瞳にも
翳り射す儚いさだめ
美貌の月下には砂上の楼閣
音もなく失われた場所
思い知るだろう
愚かな選択
薄ら笑いの神の羊たちよ
狂気孕んだ夢掲げて
正しいものだけを壊してゆく
今ここに映るすべてが
偽善のまやかしなら
犠牲者の屍が
真の意思を語るだろう
その時を待てり
新世界の胎動
覗き込む深淵に
連鎖してく啓示から
ひと筋だけの光が暴き出すもの
真実とは美しき傷み
誰も自らだけ庇う裏切りに
身をやつし無慈悲を嗤う
虚栄の伽藍には傀儡の牢獄
理不尽に歪められた鍵
思い知るがいい
気高き「その目」で
繰り返される謎の無限螺旋
心侵され引くトリガー
囮たちの群れに飲まれてゆく
ただひとつの真理だけを
求め続けて欲しい
それがきっと明日の
贖いだと願うから
眠りを解かれた
新世界の胎動
隠されてた符号に
手招きする破滅へと
たとえどんなに残酷な結末でも
真実なら躊躇いはしない
君が望むならば
運命を見せよう
逃れられない妄想、侵食、ヴァニタス、永遠…
今ここに映るすべてが
偽善のまやかしなら
犠牲者の屍が
真の愛に変わるだろう
その時が来たり
新世界の胎動
堕とされた深淵に
響き渡る叫びから
ひと筋だけの光が指し示すもの
真実とは罪深き命