6月の花束歌词

Circle:Like a rabbit
Album:(C78)紅染めの十字架 ～ Brilliant Blood Bless
Original:東方紅魔郷/上海紅茶館 ～ Chinese Tea

桜舞う風と 蝉達の歌唱
色変わる山々 溶けゆく雪
照りつける日差し 叩きつける雨
変わらず立ち続ける空の下

あの人はどこで 何をしているの？
振り返り 視線を彷徨わせる
淡い恋心 ほのかな愛情
頬笑みの裏側に押し込めた

紅に染まる 銀色のナイフが
月光を受けて 彼方へ過ぎ去っていく
阻む壁はなくどこまでも駆ける
私の事など気付かずに通過していく
笑顔で見送る 本音を閉じ込める為に

伸ばしたこの腕 自分で戻した
星に手を伸ばしても届かない
蝋烛の翼 背に着け飛んでも
堕ちるだけだと不安が嗫いた

飛ぶこともできず 前にも行けない
時計の針は逆に回らない
俯くことしか 出来ない私は
仮面を被って踊り続けた

紅の銀夜 続く日々の中で
終わりを探しているけど 太陽はどこ？
まだ日は昇らず まだ夜は明けず
辛いよ 痛いよ 離れればいいだけなのに
それができないよ……

ヒビ割れた仮面 気付かずに被り続ける

声をかけられた 名前を呼ばれた
何でもないと咄嗟に嘘をつく
私は私で 貴方は貴方で
交わるにはもう遅過ぎていて

崩落寸前 チグハグな心
糸と針で缮い誤魔化して
昔の記憶を 昔の想いを
投げ捨てられずにまだ持っている

苦しいだけなのに 大事にして
私の宝物だとずっと ずっと 抱きしめて

涙を流して 一人呟いた
貴方が好きです 愛しています
返らない答え わかっていたこと
誰にも言えないこの恋心
言えなくずっと切なかったけど
幸せでしたよ 貴方を好きでいて