一か罰 振り向けば 昨日を振り返ってる自分 つまづいて 擦り剥けた膝抱え 『あの時どうして』『ああしていれば』 呪文の様に脳みそ犯す 負け続けて負け続けて 果ての見えない波に襲われ 飲み込まれて飲み込まれて もう藻掻いたこの手はずぶ濡れ 『気づけば朝』を繰り返して 疲れた手を伸ばしてる 一か罰の一を追い求め 浅過ぎる呼吸で声にならない声 飲み込んだ言葉喉につかえて 幼い頃に見ていた夢は 幻じゃないと誰かが言う 負け続けて負け続けて でも諦めずに立ち上がって 歩き続け歩き続け まだ見たこと無いもの見えるの? 『気づけば朝』を繰り返して 疲れた手を伸ばしてる 一か罰の一を追い求め いつかを夢見て