[00:00.000] 作曲 : 理想放逐 [00:00.443] 编曲 : 理想放逐 [00:00.887]ただ夏空に囁いた [00:06.844]君と野原で風を待った [00:12.431]淡い夜に積もったのは [00:18.954]君と見つけた唯一の花 [00:24.104] [00:52.556]白雨の中、夕を飲んだ僕らはただ [01:01.048]夜を待っていた [01:04.934]「ねえ、鳶尾草の花が咲いた」 [01:10.953]君はそう言った [01:13.318]「花の向かい潮、見に行こう」 [01:26.008]もうすぐ離れ離れのような [01:31.327]花弁が一枚も残らぬのに [01:37.394]遠花火が色褪せないように [01:43.399]思い出に濡れていた頬に付いた [01:50.035] [02:02.633]囁く雲と化す君の [02:08.562]笑い声が風に乗った [02:14.745]春と見紛う花が泣いた [02:20.789]「ほら、忘れ潮も忘れよう。」 [02:38.774]もう、願うならこれでいいから [02:44.307]足さないで、どうか、もう何も引かないで [02:50.447]この潮が僕しか残さず [02:56.411]風との耳语に君が遠ざかるわ [03:03.530] [03:26.992]夜は遠くなる [03:32.880]僕ら風を待つ [03:39.039]夏が来なくとも [03:45.016]ただそばにいて欲しいだけ [03:50.619]本当はもう思い出なんていらないのは [03:57.306]全てを今君に伝えようとも [04:03.454]この夜が君を忘れないから [04:09.377]僕の耳语に夏風が遠ざかるわ [04:18.984]