[00:00.000] 作词 : 柳瀬二郎 [00:01.000] 作曲 : 柳瀬二郎 [00:02.624]いつだったか [00:04.954]足を挫いた君をおぶり [00:09.495]裏返る波を敷いて立っていた [00:17.386]ダンポールの山に蛇が出た [00:21.657]君は後ろ髪を纏め [00:24.998]庭園に咲くのを忘れ [00:27.951]俺は瞬きを忘れて [00:31.311]明日には生まれも忘れて [00:36.248]形にこだわり [00:38.038]消えるのをただ待つ間に [00:41.566]繋がっていられるのか [00:48.236]悲鳴に頼り [00:51.340]電気街を貪るだけで [00:57.515]熱病は治るか [01:02.098]擦れた君の命の陰で [01:09.100]報われた恋はまたほとばしる [01:17.271]肥えきった鮒のように [01:32.308]いつだったか [01:33.781]うつ伏せに置い被さった月 [01:37.423]風吹く町で冷めた雑炊を傾け [01:44.599]馬鹿を捕まえて笑う [01:48.872]一晚中吹き荒む黄桃の風に [01:52.257]季節はショッピングカート [01:58.923]絶頂に苛まれ散っていった役者の [02:01.735]ポスターなんが張るな [02:04.616]俺は瞬きを忘れ [02:06.211]負け続けしまいには [02:08.039]塞がれたマンホールに頭を打って [02:10.022]ぐっすりと眠りについてしまった [02:11.875]いつだって君が恋しい [02:16.296]恋しくてたまらない [02:17.420]たまらない夜にも慣れて [02:20.918]俺は華やぎを求め [02:23.533]電気街に食りつく蛇さ [03:20.941]擦れた君のささやかな乳房に抱かれ [03:28.597]黙り込む俺は今ほとばしる [03:38.518]肥えきった鮒のように [03:43.224]命の陰に報われた君がいた [03:56.696]ほとばしるほとばしる [04:04.876]来年は君と [04:10.717]炎天の日には子供達も連れて [04:24.957]君はずっと蛇に怯え [04:40.518]子供達は水遊び [04:46.707]はしゃぎまわるけど [04:53.247]俺は瞬きを忘れ [04:59.723]炎天に君を眺めていた