[00:00.00] 作词 : 麻枝准 [00:01.00] 作曲 : 麻枝准 [00:13:80]F-2機が雲を裂いて夏をどこか遠くの土地へ運んでしまう [00:23:39]ファンの埃も綺麗に落とし未来へ送る [00:30:02]きみのために出来ることは何? [00:36:95]死ぬこと以外ならなんでもするよ [00:45:34]朝には歯磨き粉ぼたぼた垂らして磨くきみが [00:52:90]夜には安物のイヤホンでしゃりしゃりとロックを楽しむきみが [01:01:88]居るだけでもう充分すぎた [01:05:75]何かなくしそうで不安だ [01:09:54]どうか何かを差し出させて [01:16:73]月を目指し旅立った日 火星探査成功した日 [01:24:34]いつかオールトの雲も見つけ外を知るだろう それが暮らしさ [01:32:90]きみと出会いぼくは少しだけポジティブになった [01:43:78]投票日も忘れない [01:48:14]春にはずるずると鼻をかみ季節呪うきみが [01:55:83]夏にはしゃくしゃくと頭痛と格闘しながらかき氷食べるきみが [02:04:78]感情なんて凍りついた [02:08:60]そう思っていたぼくなのに [02:12:45]きみと居るとどきどきだらけ [02:34:70]あの頃のぼくだ [02:38:64]まるで少年だ [02:42:31]あだ名をつけられ嫌で逃げ出した [02:49:94]あの頃のぼくが今に叫んでる [02:57:52]もしもそんな相手がそばに居たら壊れたりしないと [03:06:37]朝にはうとうととリモコン持って出かけるきみが [03:13:86]夜には野良猫を減らすニュースではらはら涙を零すきみが [03:22:85]いつまでもそんなきみで居て [03:26:79]感じたこと全部教えて [03:30:49]その目で観測する世界 [03:34:27]それがオールトの雲 [03:36:67]秋にはぱりぱりと子供のように枯れ葉を踏むきみが [03:44:35]冬には眠りに就くすべての命をしんしんと弔うきみが [03:53:41]ぼくも隣で神に祈る [03:57:21]このひとだけは奪わないで [04:01:02]せめて次の季節を見せて [04:04:80]きらきらと輝く未来を [04:08:75]ジーパンじゃぶじゃぶ洗い [04:12:41]Tシャツぱんぱんと干し [04:16:21]光はさんさんと射し [04:20:02]巡る巡るめくるめく彩りを変えて [04:24:32]やがて指もかじかみ夢のまにまに [04:36:50]ぼたぼたと [04:40:25]しゃりしゃりと [04:47:99]うとうとと [04:51:77]はらはらと [04:59:41]ぱりぱりと [05:03:18]しんしんと [05:07:03]この世界を閉ざした [05:14:59]今もひとり宇宙を覗き込んだまま