[00:00.966] 乾いた空に雨雲が押し寄せるように [00:13.622] 涙があふれそうになる夜 [00:19.572] きみのおどけた声がききたい [00:25.779] [00:26.253] ぬるい陽だまりをひとりで歩いて [00:32.586] 飼い慣らせないままのさびしさがある [00:38.893] 強い風の日の急ぎ足の雲に [00:45.231] 追いつくようにきみは走り去った [00:50.605] [00:51.098] 波の音が永遠に響く海 [00:57.547] 歌うように跳ねる砂が足を舐める [01:06.417] [01:07.311] 乾いた空に雨雲が押し寄せるように [01:19.925] 涙があふれそうになる夜 [01:25.877] きみのおどけた声がききたい [01:32.190] やさしいユーモアをもっと教えて [01:37.477] [01:51.577] くだらないジョークをいくつもまじえて [01:57.850] 悲しい話をうまいことごまかす [02:04.208] 散らかる心の部屋を片付けて [02:10.481] 余白を生むようにきみの詩は在った [02:16.161] [02:16.419] 僕たちは永遠でいられない [02:22.715] それでも言葉の残響は名残る [02:31.466] [02:32.543] 束ねた花に煩いがほどけていくように [02:45.204] きみから見た世界は柔らかい [02:51.084] ゆるむ頬で真似してうたう [02:56.339] [03:10.034] 抱きしめあえない星座たち [03:17.924] 夜の隔たりの距離を詩は渡っていく [03:26.990] [03:29.292] 乾いた空に雨雲が押し寄せるように [03:42.049] 涙があふれそうになる夜 [03:47.960] 冷蔵庫の音がうるさい [03:54.238] きみのおどけた声はもうきけない [04:00.642] きみのユーモアを覚えておこう