[00:00.000] 作词 : 水槽 [00:00.200] 作曲 : 水槽 [00:00.400] [00:01.390] 「そうか、そうか、つまり君は、 [00:05.764] そんなやつなんだな。」 [00:08.114] [00:19.169] そうか、そうか。つまり君は、 [00:23.329] 鱗粉のついた手で僕に触れていた。 [00:27.807] そうだ、そうだ。つまり君は、 [00:32.145] 明日の朝にでも虎になっているだろう。 [00:36.599] [00:36.808] まったく高尚な愛の理論家、 [00:39.687] そっちこそ迂遠な愛の実際家、 [00:41.740] 活字中毒といえば聞こえはいい。 [00:46.025] 演じたがってる文学講義、 [00:48.352] 内実のない教科書通り、 [00:50.477] 気が済むまで付き合うよ。 [00:54.637] [00:54.788] どうか、どうか。その掌で、 [00:58.632] 鱗粉のついた手で僕に触れないで。 [01:03.032] そうだ、そうだ。ずっと君は、 [01:07.397] そんなやつだったな。 [01:10.616] [01:20.842] そうか、そうか。つまり君は、 [01:25.060] カムパネルラを見失ったようだ。 [01:29.527] そうだ、そうだ。つまり君は、 [01:33.786] ほんとうのさいわいなんて求めていなかった。 [01:39.144] [01:39.377] 絶対に相通ぜざるもの、 [01:41.152] 氷炭相容れざるもの、 [01:43.326] これら全ての引用に意味などない。 [01:47.824] 演じたがってる文学講義、 [01:49.857] 内実のない教科書通り、 [01:52.069] 気が済むまでは。 [01:55.292] [01:55.585] 「こんな夢を見た。」 [01:59.793] 百年待てなかった。 [02:04.140] [02:04.438] どうか、どうか。その掌で、 [02:09.119] 鱗粉のついた手で僕に触れないで。 [02:13.434] そうだ、そうだ。ずっと君は、 [02:17.768] そんなやつだったな。 [02:20.718] [02:21.207] 締めくくる、「神様みたいないい子でした」 [02:25.416] 美化して、気化して。 [02:27.247] なんだそれって、 [02:28.756] 泣きたくなるような理屈ばかりで。 [02:31.693] なぞる誰かの言葉を [02:35.688] いつか要らなくなるまで。 [02:55.021]