[00:00.33] 有罪!歩スマホ防止法を [00:03.65] 軽々に破った罪はかなり重いぞ [00:09.64] 被告を亀に変身させて流刑とする [00:14.48] 帰る条件は『学』こと [00:26.04] 見知らぬ海辺でむせび泣いてると [00:30.79] 王様に拾われて安泰を得たが [00:35.10] 彼は民衆にひん剥かれ国を追われた [00:39.69] ここは古代ローマ共和政の始まり [00:44.26] でも実態 [00:45.70] 権力は貴族(元老院)が独占 [00:48.90] 平民の立場は老いたパッタ以下 [00:53.39] 貴族の餌は美味しいが [00:55.25] 平民は泥しかくれず [00:58.07] 格差を抱えたまま拡大戦争へ [01:02.56] その間農地は荒れ無産市民が増加 [01:07.24] セレブ(地主)は代わりに [01:09.20] 奴を使って大儲け [01:11.53] 貴族のはもはや金 [01:14.12] 平民は私の刺身を狙う [01:16.29] 族派のスラvs平民派のマリウス [01:20.91] スバルタクスの反乱内乱の時代 [01:25.24] 甲羅を盾にされ戦地へ [01:27.48] 歩き私やめて!誰か助けて [01:29.77] カエサル!ポンペイウス!クラッスス! [01:32.84] 平民派が治め三頭政治を開始 [01:38.89] これなら一安心? [01:41.24] いいかい、良い子のみんな [01:43.69] 歩きスマホすると(必ず)こうなるよ [01:48.57] クラッススはお年玉のようにすぐに消え [01:53.22] ポンペイウスは [01:54.29] まさかの元老院に寝返り [01:57.51] 彼を倒したカエサルも [01:59.80] ブルートゥスが暗殺 [02:02.03] 甲羅にできた傷(ロのヨダし) [02:04.02] 治る日は来ない [02:06.55] アントニウス、レピドゥス、オクタクアヌスの [02:11.11] 二度目の三頭政治が [02:13.47] じとっと始まる [02:15.76] レピドゥスはお年玉のように [02:18.04] すぐに消えたので残った二人の対立 [02:22.55] 再放送かよ [02:24.94] カサルの遺志を継 [02:27.11] 養子・オクタウィアヌスは [02:29.49] クレオバトラと組んだ [02:31.78] アントニウスと対立 [02:33.77] アクティウムの海戦で亀は [02:36.32] 養子の勝利に貢献 [02:38.48] 彼は元老院の権威をも [02:43.13] 尊重した元首政を敷く [02:45.44] カエサルとは違う結末 [02:47.76] 人はこうして成長した [02:49.74] 遇去から『学』ことで [02:52.12] 亀でもいいけどねもう別に なんせ平和 [02:56.64] 五帝のおかげでバクス=ロマーナ [03:01.22] 水道・浴場も完備なんて快適 [03:05.90] 生まれつき亀だったかも [03:08.07] それでもローマは広くなりすぎた [03:11.19] カラカラが属州市民の権利を拡大 [03:17.19] しかし各地で軍人皇帝が乱立 [03:22.05] 人は争いを繰り返す [03:28.62] ディオクレティアヌスは [03:30.17] 神を名乗って [03:31.34] コンスタンティヌスは [03:32.45] キリスト教を認め [03:34.56] 統一を狙うもかえって争いに [03:37.87] テオドウスは死の淵で [03:40.13] 苦しみを打ち明けた [03:42.41] 「誰もが幸せになる方法が [03:45.42] 手を取り合う道がどうしても [03:48.60] 見つからない 甲羅を持たない人は [03:53.82] 背中を預ける誰かが要るのに」 [03:58.49] 「次こそ見つけてくれますように」 [04:01.57] その願いが叶うことは [04:04.30] ついになかった [04:07.45] ローマは東西に分かれ消滅する [04:12.24] 私はやっと理解した [04:14.41] 世界は過去の人々が [04:16.86] 傷つけ合って認め合って [04:19.09] 失敗を重ねて作ったこと [04:22.95] それは今でも道半ばにあること [04:27.98] 「学んだ」私はもとの時代へ [04:32.51] 世界が少し違って見えるのは [04:37.23] 多分私が変わったからだ