ビー玉 作词 : 海野水玉 作曲 : 海野水玉 ぬるくなった 瓶ラムネ 抜けて いった 炭酸は 君の触れ方に似ている 徐々に連絡は減ってく からからり、ころり からから、から り 壊れちゃうの が怖くて 何度だって栓 をした あふれないように押さえて 喉が渇くのは気のせい 君 にしか 取り出せ ない のに からりからから  ビー玉は鳴る それはこの  手のひらのなか 届かぬと 諦めている 私 の恋模様 からからり、ころり からから、からり 飲み干せぬまま からからり、ころり からから、からり 項垂れてい る ぬるくなった 瓶ラムネ 消えて いった 炭酸は 姿も見せずに去ってく 私だけが知らないまま 茹だるような炎天下 昔 覗き込んだ駄菓子屋で 君からもらったビー玉を 手放せずいる いら ないと捨てられ たな ら からりからから  ビー玉は鳴る それは今  転がり落ちて 砕けてく 私の恋と あの夏の日々 しゅわしゅわり、しゅわり。 消えていく からからり、ころり からから、から り 飲み干せぬまま からからり、ころり からから、からり 項垂れている