[00:00.32]编曲 : RD-Sounds [00:08.61] [00:15.93]このひどく退屈な風景の中 [00:21.73]あまりにも不釣合いなその影―― [00:30.38]――その瞳を覗き込もうと、するそのたび、なにかを喪ってゆくような気がする。 [00:46.62] [00:50.73]灼熱の色を帯びる極低温 [00:58.36]地獄の底へ辿りつく偽理想郷 [01:05.23]瞬きのその間に過ぎ去る永遠 [01:12.08]これほど多くのモノへと属さずしてさえも [01:18.90] [01:19.03]あなたの、その存在は……どれほど底が知れない。 [01:28.78] [01:33.49]虚構と現実の境目濁す [01:40.59]ぐちゃぐちゃに澱んだ純粋性の欠片だけが [01:47.00] [01:47.58]わたしをかき乱すことだけをただ意図するように [01:57.23] [02:01.44]美しいものがある。 [02:06.25]その意味を問うことは。 [02:09.38]或いは禁忌なのか。 [02:12.00]それはいみじくも一片の幻想。 [02:18.28] [02:18.95] [02:19.03]何もかもを封じてしまうとしても。 [02:26.00]嗚呼――この手へと滑り込んでくる薄明。 [02:33.53]この身を焦がすのだろう [02:37.08]この身を燃やすのだろう [02:41.63]……その微笑みに。 [02:46.83] [02:57.29] [03:00.70]何かがずれて傷ついていく音 [03:06.82]軋み続けるこの世界――歪み得るまで。 [03:13.36] [03:14.13]しかしひとたび傷ついた世界は [03:20.23]嗚呼 [03:20.87]あなたに壊されたならその全て二度とは―― [03:29.58] [03:39.21]――そこに幸せが、ある。 [03:43.13] [03:43.18] [03:43.26]不変の幸せの価値があるなら [03:49.62]「 永 遠 」(けして色褪せぬもの)をその手にすることか [03:56.15] [03:56.52]乃至はおのれ自身を誰かに委ねることか [04:06.38] [04:08.79] [04:10.55]わからないものがある。 [04:14.48]それを暴くことなど。 [04:17.70]できようはずもない。 [04:21.75]できないからこそ“それ”は美しいのに。 [04:27.70] [04:26.85]そうしてまたあなたのその眼の中。 [04:34.04]嗚呼――底知れない色彩に溺れるよに。 [04:41.41]この身を擲つのだろう [04:45.02]この身を捧ぐのだろう [04:50.41]……止められもせず。 [04:55.74] [05:00.78] [05:03.86]貴女を見ている――その眼を見ている――貴女と二人で [05:08.47] [05:08.94] [05:09.26] ■(あい)していたい [05:14.16] ■(ゆる)していたい [05:17.72]そうしてあなたを■(こわ)してしまいたい [05:23.09] [05:23.50] しかしまた [05:24.04] [05:24.61] ■(あい)されていたい [05:27.79] ■(ゆる)されていたい [05:31.51]そうしてあなたに■(こわ)されてしまいたい [05:37.52] [05:37.91] [05:38.11]潰えた現実より幻想へと感情(おもい)を向けて逝く [05:48.82] [05:48.91]それが――恋(necrofantasia) [05:57.08] [06:16.95]