[00:00.61]欠けた月夜一時と 又貴方は去ってくの [00:10.39] [00:32.09]ねぇ、その後ろ背に何を背負うのと言うの [00:38.24]黒い月上る夜は貴方憂うばかり [00:44.13]嗚呼、其の笑顔から零れそうな優しさ [00:50.59]世の裏の悲しみ知り過ぎたのね [00:56.72]重ね重ね云い聞かせ 然れども止まぬ慕情雪 [01:03.38]離れ離れ尚焦がれ 袖振り駆け出す [01:09.35]宵に唄えば恋心 三日月の下逢ひませう [01:16.23]彼の目忍ぶ此の一夜は せめて烈しく抱き寄せて [01:22.78]月夜 東の間 秘め事 只私は待ってるよ [01:29.19] [01:41.59]そっと肩を抱く腕の仄かな緩さ [01:47.44]強い人、でも貴方もひとと知る [01:54.27]騙し騙し尚痛し その傷跡まで預けて [02:00.30]一つでも包ませてよ 薄い頬に沿う [02:06.03]宵に紛れた恋の炎 湖の淵逢ひませう [02:12.46]彼の目さえ届かぬ様に 貴方が心解ける様に [02:19.99] [02:31.64]また暫しの別れと言うの 戻れると確かでないのに [02:44.17]寂しき愛は毒のようせめてせめて その小指結んで誓ってよ [02:57.23]宵に唄えば恋心 三日月の下逢ひませう [03:03.67]彼の目忍ぶ此の一夜は 決して決して離さないで [03:10.39]揺れて揺られた恋模様 欠けては満ちて欠けてゆく [03:16.07]次に逢えたのならきっと 永遠の月を願いませう [03:22.85]月夜 東の間 秘め事 嗚呼、私は待ってるよ [03:29.04]